本来、屋根に葺かれる瓦を、庭や床に敷き詰める。その発想は、決して新奇なものではありません。かつて寺社などでは、改修の際に屋根から降ろされた瓦を庭園や参道に敷き、現代でいう舗装材としてリサイクルしていました。いまも古い寺社や古道などでは、苔むして自然と一体化した瓦の姿を見かけることが多々あります。また、舗装という目的ばかりでなく、瓦独特の曲線を活かして美しい流水紋を描き出すなど、その意匠にもさまざまな工夫が凝らされていたのです。
ノミズでは、伝統的な敷瓦の精神をいっそう洗練させ、現代の景観創造においても手軽に利用できるよう<韻>という製品をシリーズ化しています。形状やサイズの豊富なバリエーションは、エクステリア材としてばかりでなく、インテリア材としても新たな感覚の空間を演出。その色調も、日本人の伝統美である“いぶし”はもちろん、窯変ならではの深遠な美しさをたたえる“焔”を加えて、設計者の方の豊かなイマジネーションにお応えします。
圧縮強さ(N/mm2) | 吸水率(%) | 耐摩耗性(g) | 凍結融解 | すべり抵抗値(BPN) |
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30.°~ 36.° | 10 ~ 12 | 0.06~0.08(JIS A 5209) | 異状なし(5回) | 80~85(ASTM・E-303による) |
基本サイズ | (100角)(150角)(200角)(245角)(300角) |
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